マウス・ラット用前眼部観察装置
MICRON® Anterior Segment Imaging
小動物前眼部を高解像度で観察するスリットランプシステム
MICRON® Anterior Segment Imaging(MICRON® Slit Lamp) は、マウス・ラットの**前眼部(角膜・前房・虹彩・水晶体)**を高解像度で観察するために開発された、小動物専用のスリットランプシステムです。
MICRON 5システムへ簡単に取り付けることができ、白色光観察に加え、コバルトブルーフィルターを用いたフルオレセイン染色観察にも対応します。さらに、Image-Guided OCTとの組み合わせにより、形態と断層画像を一つのプラットフォームで取得できます。
特長
小動物専用に設計されたスリットランプ
MICRON Slit Lampは、マウス・ラットの眼を高倍率・高解像度で観察するために最適化されています。
- MICRON 5へ簡単に装着
- ベンチトップ設計
- 小動物専用光学系
- 約4 µmの高解像度イメージング
角膜から水晶体まで鮮明な画像を取得できます。
多彩な照明モード
照明条件を変更することで、目的に応じた観察が可能です。
- Diffuse Illumination(拡散照明):眼全体の一般観察
- Direct Focal Illumination(直接照明):角膜・虹彩などの詳細観察
- Retro Illumination(後方照明):白内障や水晶体異常の観察
- Specular Reflection(鏡面反射):角膜内皮や涙液層の評価
- Indirect Illumination(間接照明):コントラストを高めた観察
- Fluorescein Illumination(コバルトブルー):角膜上皮障害や創傷の評価
フルオレセイン染色に対応
コバルトブルーフィルターを標準装備しており、
- 角膜上皮欠損
- 角膜潰瘍
- ドライアイモデル
- 涙液層の評価
などを鮮明に観察できます。
OCTとの統合解析
MICRON Image-Guided OCTを組み合わせることで、
を同一システム上で取得でき、角膜・前房・水晶体を多角的に評価できます。
高精度な動物ステージ
付属の動物ステージにはX-Y微動機構を搭載。
- 正確な位置合わせ
- 安定した撮影
- 観察位置の再現性向上
を実現します。
主な用途
MICRON Anterior Segment Imagingは、以下の研究に適しています。
- 角膜創傷治癒
- ドライアイ
- 角膜移植
- 角膜浮腫
- 角膜感染症
- 白内障
- 前房炎症
- 虹彩疾患
- コンタクトレンズ研究
- 眼科薬剤評価
主な仕様
| 項目 |
仕様 |
| 対象動物 |
マウス・ラット |
| 解像度 |
約4 µm |
| 光源 |
LED白色光 |
| フィルター |
コバルトブルーフィルター |
| 照明 |
スリット幅・高さ・光量調整可能 |
| 背景照明 |
デュアルバックフィルライト |
| ステージ |
X-Y微動ステージ |
| 対応システム |
MICRON 5(MICRONプラットフォーム) |
※詳細な仕様についてはお問い合わせください。
このような研究におすすめ
- 小動物前眼部を高画質で観察したい
- フルオレセイン染色を用いた角膜評価を行いたい
- OCTと組み合わせて前眼部を解析したい
- 前眼部疾患モデルを効率的に評価したい