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顕微受精(IVF)に理想的なガラス針が、いつでも誰でも作製できる・・・
(P-97IVFは顕微受精用プラーの世界標準です!)

世界の研究者たちから圧倒的な支持を受けるサッターのプラーは、ガラス針作製に要求されるすべての要素を高次元で実現しています。

 IVF(顕微受精)をはじめとするマイクロインジェクションでは、卵や細胞内部の、意図する部位までガラス針を刺入して、初めて安定したインジェクションが可能になります。特にIVFにおける卵細胞質内精子注入法(ICSI)では、精子1個を通すのに過不足のない細さのガラス針を作製することが受精率の高さに直結します。P-97IVFでは、購入した直後から直ちにICSI用のガラス針(下図)がどなたにでも作製できる、「ICSI専用プログラム」を内蔵しています。



  臨床で顕微受精を実施している場合、ICSIに耐え得る十分に細いガラス針が容易に作製できなと、効率ばかりか受精率まで下げてしまいます。 サッターのプラーは容易に目的のガラス管を引くことのできる新世代のガラス針作製装置なのです。

ガラス針作製には、「再現性」の問題点があります。サッターは早くから再現性の問題に取り組み、電源電圧の変動を吸収するトランスの搭載や、定電流回路の採用など、数々の試行を繰り返し、最終的に、「湿度変化による影響」を除くことで、再現性を達成しました。
金属片(フィラメント)を発熱させる方式のP-97IVFでは、加熱部と外気とを遮断し、なおかつ加熱部を覆う金属ボックスに除湿空気を満たして湿度を常に一定に保つという、画期的な「ヒューミディティ(湿度)・コンディショナ」を搭載し、湿度の影響を極限まで排除しました。
P-2000では、世界で初めて、熱源としてレーザー光線を採用しました。レーザー光線には、湿度の影響を直接的に受ける発熱媒体そのものが存在しません。これにより、湿度による悪影響を完全に駆逐することができたます。
これらの解決策によって、ガラス針作製時の再現性は飛躍的に向上しています。
加えて、サッターのプラーには、他に望めない数々のユーティリティーが装備されています。

・マイクロプロセッサ・コントロール
 融点の非常に高いガラスから微小な針を安定して作製する為には1000分の1秒単位での細かいコントロールが必要となります。ガラスを最終的にプルするタイミングをわずか数ミリ秒変えるだけで、あるいは強制冷却の時間を数ミリ秒変えるだけで、ガラス針の形状は変化してしまいます。サッターのプラーは、マイクロプロセッサによってすべてのプロセスを制御しています。与える熱(HEAT)、引張力(PULL)、最終プルの起点(VEL.)、そして冷却時間(TIME)をあらかじめプログラムすることによって、マイクロプロセッサが狂いもなく電極を引きます。

・多段プル機能の搭載
 通常、ICSI針をはじめとするインジェクションピペットやガラス針の作製は、1段引き(1度熱を与えてガラスを溶かしたのち1度のプルでガラスを切断する)で作られてきました。ところが、1段引きは細かい先端を得ようとすると、どうしてもシャンク(細かくなり始めてから先端までの部位)が長くなってしまいました。シャンクの長い針は、腰が弱く、研磨に多くの時間を必要でした。シャンクを短くする方法として、2段引きがあります。シャンクが短くなる代わりに、先端部が太く、大きな角度をもってしまい、試料へのスムーズに刺入できなくなってしまいます。
 サッターのプラーは、このような相反する要素(長いシャンクと太い先端、短いシャンクと細い先端)の両立を図るために、多段プル機能を搭載しました。これにより、ガラス・キャピラリを装着し直す手間なしに1から8段の任意の段数で電極を引くことができ、シャンク部分の長さと先端部分の形状とを、独立的にコントロールすることが可能となりました。

・溶融温度自動検索機能(ランプ・テスト)
 ガラスピペットを作製する材料となるガラス管(ガラス・キャピラリ)の溶融温度は、素材、サイズ(内径・外形)やメーカーの違いなどで異なります。
 融点から著しく外れた温度設定では、他のパラメーターをいくら変えても制御が効かず、再現性が得られません。安定したガラスピペットは、融点付近の温度を維持することで得られます。
 サッター社のプラーは従来、膨大な手間と時間が必要だった正確な溶融温度を、わずか1分程度で確実に測定できる、溶融温度自動検索機能(ランプ・テスト)を搭載しています。

・ボンベ不要の冷却機構(P-97IVF)
 広口い形状のインジェクションピペットやホールディングピペットを作製するには、「ガラスを冷却する」というプロセスが必要不可欠です。従来のプラーではフィラメントの周りに残った熱が先端部の収束角度に大きな影響を与えていました。P-97、P-97IVFでは、エア・コンプレッサおよび除湿材による除湿空気を用い、従来のN2ボンベ交換等の面倒な作業を排除しました。
 (P-2000プラーはレーザー光線を熱源としているため原理的に余熱が皆無であり、このような強制冷却を一切必要としません。)

・プログラム・メモリ機能
 サッターのプラーは、100通りのプログラムをメモリに残せるようになっています。プログラムは電源を切ってもメモリに記録されています。又、すべてのプログラムはロックをかけることができ、誤操作による消失を防ぐことができます。

・クオリティ・コントロール
 サッター社はプラーの最終チェック時に、製作した電極先端のSEM(走査電子顕微鏡)写真を添え作製能力を証明付きで出荷しています。(注文時にご希望の電極形状の条件(シャンク長、先端径、先端形状、キャピラリ・タイプなど)をお申し添えいただければ、専用のプログラムを入力致します。)


ガラス電極作製装置

P-97IVF


 P-97プラーは、あらゆるマイクロインジェクションのニーズに応えることを目標に開発されたプラーです。再現性向上の為に、フィラメント・カバーに除湿空気を充填し、四季を通じて同一の湿度環境を確保する「ヒューミディティ(湿度)・コンディショナ」を搭載しています。これにより、常に同形状のガラス針を作製することが可能となりました。

・優れたメカニカル・ハードウェア
・ヒューミディティ・コンディショナ
・余熱による再現性の劣化を防ぐ「アフタープル・クーリング」機能
・大径・肉厚ガラス管などに対応する冷却モードとしてディスプレイ搭載
・100個のプログラムメモリ
・誤操作による消去を防ぐ「プログラム・ロック」機能。
・プログラムの再現性をチェック、フィラメントの劣化の確認用、トータル・プルタイム表示
・暗室での使用にも対応した新タイププラズマディスプレイ採用
・サイズ:53cm×35cm×30cm 重量:25kg 電源電圧:115VAC,50/60Hz(要昇圧トランス:別売)